子どもの表現活動で気をつけていくこと

「うちの子、なかなか絵が上達しません」「他の子に比べるとあまり上手く作れません」など、悩みの言葉を聞くことがあります。
それについて触れる前に、まず絵画活動の発達段階について下記表をご覧ください。


この成長段階は、ひとつを通り越して発達するものではなく必ず段階を踏まえていきす。
また、成長の早さには個人差があります。そのことをよく理解し、個々の成長を見つめていくことが大切です。

子どもは自由に絵を描き、感じたものを表現していきます。
その表現活動を通して生まれる想像性(創造性)の芽をつぶさないためにも、特に幼児期の絵画活動では次のことに気をつけていくのも重要です。

1. きれいに描く、丁寧に塗るなどの技術的なことよりも
子どもが制作する過程の楽しみを重視。
2. 気分が乗らず勝手に早く終了させても、無理強いはしない。
3. 作品は絶対にけなさない。ほめるときは「上手」「うまい」ではなく具体的にほめる。
例えば「きれいな空の色だね」とか「何だか幸せな気持ちになってくる顔だね」などアイメッセージを伝えるのもGood!

子どもの気持ちを理解し共感していくことや、時にはこどもと同じ目線になって一緒に
楽しんでいくことも必要です。

絵画の表現活動が楽しいと感じれば制作が好きになり、好きになれば描くことが増え
また認めて
もらえれば自信につながります。自信がつけば誰でもすばらしい絵になると
思います。

発達段階があることや、こどもの絵を見るポイントを頭において慌てずゆっくり成長を
見守ってください。

執筆者:かまゆみ


もっと詳しく知りたい方はこちら(All Aboutコラムをご覧ください)





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